徳島の工芸品・特産品

徳島のものづくり

徳島のものづくり

江戸時代、徳島の城下町は、全国でも有数の大都市でした。
その背景として、藍・塩・木材・砂糖・葉たばこ等の産出があり、特に藍玉は全国の市場をほぼ独占するほどの勢いがあったことがあげられています。 このような歴史の中、様々な工芸品が生まれました。
中でも、藍染めに欠かせない藍甕(あいがめ)に使用される「大谷焼」、藍で染めた「阿波正藍しじら織」や「藍染製品」、江戸を席巻した藍染め和紙でも有名な「阿波和紙」は経済産業大臣の指定も受けた工芸品となっています。 また、その他にも、多数の伝統が継承されており、主に日常生活に使用されるもので、長期間にわたり伝統的な技術と材料を用いて製造されている地場産品は「徳島県伝統的特産品」として指定されています。

国指定の伝統工芸品

阿波和紙

阿波和紙

 

阿波和紙の歴史は古く、今から1300年前、阿波忌部氏(あわいんべし)により始まったといわれ、明治の最盛期には吉野川流域に500軒ほどの紙漉戸数がありました。水に強く、破れにくいこと、またその独特の美しさなどから多くの人に愛用され、近年はインテリアや、オフセット印刷ができる和紙や文具など、時代にあった製品も作られています。 また、国内外のアーティストたちからも絶大な支持を受け、阿波和紙を使用した芸術作品も多数生まれています。昭和51年12月には、国の伝統的工芸品に指定されました。

 

関連施設

阿波和紙伝統産業会館

館内では、作業風景を見学いただけるほか、紙漉体験をしていただくこともできます。また、ミュージアムショップでは阿波和紙に関する商品も販売されています。

阿波正藍しじら織

阿波正藍しじら織

 

「阿波しじら織」は、明治時代の始め、干していた着物が、にわか雨に濡れて縮んだことにヒントを得て創られました。
その特徴は、シボという独特の凹凸で、縦糸と横糸の本数と組み合わせによる張力差により生み出されています。
張力差を計算して柄や模様を整えることから、卓越した技術と経験を要しますが、シボがあることで、肌触りがよく、軽くて着やすくなり、汗をかいても肌に張りつかないため、特に夏のクールビズ衣料として重宝されています。
昭和53年7月に天然の阿波藍料を使用した阿波しじら織が「阿波正藍(しょうあい)しじら織」として、国の伝統的工芸品に指定されました。(徳島県伝統的特産品としては「阿波しじら織」で指定 。)

関連施設

長尾織布合名会社

創業明治30年の老舗。「阿波しじら織り」の商品をお買い求めいただけるほか、藍染めの見学・体験も受け付けております。

 

岡本織布工場

恵まれた阿波の風土と、惜しみない手間と時間をかけた伝統の「技」による製品があります。また、こちらでも藍染めの体験をしていただくことができます。

 

加藤織布

天然藍100%の阿波正藍しじら織及び阿波しじら織、藍染は自社で一貫して作っています。
藍染・しじら織り・柿渋染めのことでしたら、お気軽にお問い合わせください。

大谷焼

大谷焼

 

大谷焼は鳴門市大麻町において、230年以上の伝統をもつ陶器です。
藍染めの際の藍液を入れるための巨大な藍甕の需要で発展し、それら藍甕などの大物作品は、1人が横に寝てロクロを足で回し、もう1人が成形する「寝ろくろ」という独特の技法で作られています。
また、大物を焼く登り窯の大きさも有名です。
大谷焼の特徴は、鉄分の多いザラリとした手ざわりと、金属的な光沢にあり、近年は湯のみや茶碗などの日用品から、大谷焼のイメージにとらわれない作品まで広範に作られています。
平成15年9月に国の伝統的工芸品に指定されました。

関連施設

大谷焼陶業組合

鳴門市大麻町にある9つの大谷焼窯元からなる組合。事務局は大麻町商工会内となります。
TEL:088-689-0204

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まだまだあるある!!徳島ならではの伝統的特産品

藍染製品

藍染製品

使うほどに風合いを増す藍は、世界に誇る「ジャパンブルー」です。

阿波木偶

阿波木偶

文楽人形と比べ、阿波では庶民の娯楽として野外の農村舞台で演じられることが多く、離れていてもよく見えるように「カシラ」が少し大きいのが特長です。
人形富・人形忠・天狗久などの優れた人形師も誕生し、目の開閉、ガラスの目などの巧妙なからくりも考案されました。

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阿波踊り竹人形

阿波踊り竹人形

小さな竹で創る踊りの躍動美は、年月が経つほどに深い味わいを生み出します。

遊山箱

遊山箱

野山への行楽(遊山)や雛まつりの弁当箱として使われた三段重ねの重箱。 その技術力と、デザイン性の高さから、現在ではインテリアとしても注目されています。

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阿波和三盆糖

阿波和三盆糖

熟練の職人技が生み出す、数少ない国内産の砂糖をご賞味ください。

阿波晩茶

阿波晩茶

お茶でありながら乳酸菌飲料、古来より伝わる珍しい後発酵茶です。

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コラム

大谷焼窯まつり

大谷焼窯まつり

毎年11月の第2土・日曜に開催される「大谷焼窯まつり」。 大物陶器から可愛い小物まで、味わい深い作品が並び、通常より割引価格にて即売します。

大谷焼窯まつりイベント詳細

 

荒物師、細工師

大谷焼の世界では、藍甕や睡蓮鉢など大物陶器を作る職人を「荒物師」、酒器や湯のみなど日用雑器のような小さなものを作る職人を「細工師」と呼びます。
大谷焼ならでは大物を制作する荒物師は、実は非常に高度な技術が必要で、「寝ろくろ」で製作するようなものを作ることができるようになるには、最低十年はかかるといわれています。

藍甕の大きさ

大谷焼は、藍染めの際の藍液を入れるための巨大な藍甕用として発展してきましたが、その容量は何と1石5斗(約270リットル)。
これは、大人一人が、かがんですっぽり入ってしまう程の大きさ!
通常、藍染めの現場では藍甕を埋めてあるため表面の藍液しか見えませんが、実は人が溺れてしまうほどの深さがあるんですね。

大谷焼の土

荒物師、細工師

大谷焼は、全国でも極めて珍しく、それぞれの窯元が、地元大麻町で採出された陶土を中心に使用し、土作りから製造までを一貫して手作りで行っています。
大谷焼の質の高さは、こういった所からもうかがい知ることができるんですね。

あるでよ徳島

徳島県内最大級の物産観光交流プラザ「あるでよ徳島」では、当ページで紹介してある伝統工芸品の多くが取り揃えられています。
場所も、阿波おどりを一年中お楽しみいただける「阿波おどり会館」の1階にありますので、観光にも非常に便利です!!

あるでよ徳島

MADE IN TOKUSHIMA SHOP

(社)徳島市地場産業振興協会が運営する、徳島県のこだわり木工家具やインテリア、また阿波しじら織りなどを中心に販売するネットショップです。秀逸なデザインと、本物志向のクオリティーが備わった商品の数々をぜひご覧ください!

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