「四国と台湾の緑を学ぶオンラインセミナー」のご案内
概要
四国の観光関連事業者の皆様におかれましては、コロナ禍により、久しく海外との交流が途絶えていましたが、長いトンネルの出口からようやく明かりが見え始め、インバウンド再開の兆しを実感しておられることと存じます。
この度、インバウンドの回復が最も早いと考えられている台湾から四国への誘客を図る際に四国と台湾の縁を学ぶことにより、台湾人が四国に求めていることや、台湾人の心に響くおもてなし手法に気づき、機運醸成に加えて、誘致手法やおもてなしの創意工夫に繋げるとともに、インバウンド再開の弾みにしていただけるよう、オンラインセミナーを実施いたします。
日時
2023年2月10日(金)13時~(日本時間)
場所
台湾花蓮縣、慶修院ほか
対象者
四国の観光事業者、教育旅行関係者、約100名(参加自由)
内容
(1)オンラインツアー
台湾で四国霊場八十八ヶ所巡りができるよう、境内に八十八ヶ所の寺の本尊を復元し、祀られている四国と縁の深い慶修院(花蓮縣指定の古跡で、人気の観光スポット)をご案内します。
▼慶修院画像
慶修院正面入り口 [806KB]
慶修院境内の四国を模った池、左奥は四国霊場八十八ヶ所巡りの本尊復元 [2.39MB]
四国霊場八十八ヶ所の本尊復元が並び巡礼ができる [492KB]
四国霊場八十八ヶ所の本尊復元をお参りする観光客 [671KB]
(2)講演:徳島大学教授 荒武 達朗 氏
演題:「100年前の台湾に渡った徳島移民:荒野を切り拓いた人びと」
【講演要旨】
現在日台間の交流はますます盛んとなり、台湾の人びとの目も大都市から地方へと向かうようになりました。
四国も例外ではなく今後更なる交流の輪の拡大が期待されています。
ただし四国と台湾の交流は、21世紀になってから広がったものではなく、その端緒は100年前の日本統治時代にあったのです。
当時、台湾東部の花蓮には未開の荒野が広がっていましたが、その開発の先鞭をつけたのが徳島県をはじめとする西日本の移民たちとされています。
近年の花蓮では当時の遺跡の保存が進められ、観光資源化が図られるようになりました。
この講演ではその花蓮に入植した徳島県人にスポットライトを当てて、その入植と開発の過程を紹介することとします。
視聴方法
zoom ウェビナー(参加自由)
下記 zoom ウェビナーのリンクにアクセスして参加して下さい。
https://us02web.zoom.us/j/88638953094<外部リンク>
ウェビナーID:886 3895 3094
主催・協力
主催:(一財)徳島県観光協会、(公社)日本観光振興協会四国支部
協力:花蓮縣、慶修院
お問い合わせ先
(一財)徳島県観光協会 観光・コンベンション振興課
担当者:松浦哲也
TEL:080-2980-6990
e-mail:info@tokushima-kankou.or.jp
(公社)日本観光振興協会四国支部
担当者:谷口英二
TEL:087-833-0177
e-mail:shikoku-shibu@nihon-kankou.or.jp