徳島に「ポケモン化石博物館」がやってきた!
「発掘ピカチュウ」と一緒に古生物学を学ぼう
2021年から全国を巡回している「ポケモン化石博物館」。人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する「カセキポケモン※」と私たちの世界の化石や古生物を見比べて古生物学を楽しく学べる人気の巡回展です。全国各地の博物館等で開催されていますが、開催14館目にしてついに徳島県にやってきました!
※カセキから復元されるポケモン(以下、カセキポケモン)
「ポケモン化石博物館」in徳島県立博物館
現在、「ポケモン化石博物館」が開催されているのは徳島市にある『徳島県立博物館』です。では、さっそく行ってみましょう!
館内に入るといきなり現れるのが、ピカチュウ&プテラ。でも、普段のピカチュウとはちょっと違います。このピカチュウは「ポケモン化石博物館」を案内してくれる「発掘ピカチュウ」で、この巡回展でしか会うことができません。この時点ですでにファン必見です。
会場に入ると、「発掘ピカチュウ」を中心に「カセキポケモン」と私たちの世界の古生物を対比させた大きな看板が。こう見ると、よく似た生き物がたくさんいますね。「ポケモン」と見比べながら、楽しく古生物学を学べそうです。
私たちの世界の古生物と「カセキポケモン」、なにが違う?
奥に進むと、私たちの世界の古生物と、それによく似た「カセキポケモン」が並べて展示されています。あの有名な「アンモナイト」と一緒に展示されていたのは…
うずまきポケモン「オムナイト」です。「アンモナイト」と同様に、ポケモンの世界で大昔の海に住んでいた生き物で、脚が10本ある特徴も瓜二つですが、双方の世界で絶滅した理由は違っているようです。その理由の違いが気になる方はぜひ会場に足を運んでみてください。
こちらは、こうらポケモン「カブト」と、そのしんかけい「カブトプス」。「カブト」は3億年前から姿が変わっていないといわれている「生きたカセキポケモン」です。私たちの世界での「生きた化石」といえば…、そう「カブトガニ」ですね。身体の特徴もよく似ていますが、目の数など少し違いがあるようです。
他にも、シールドポケモン「タテトプス」&「トリデプス」と、私たちの世界の「トリケラトプス」などの角竜との対比など、展示がたくさん。
そして、最後に展示されていたのがこちら。ぼうくんポケモン「ガチゴラス」の骨格イメージです。高さ2.5mの実物大スケールが再現されていて、すごい迫力。これと似ている私たちの世界の古生物といえば、誰もが知る“あの肉食恐竜”ですね!もちろんその骨格も展示されているので、現地で見比べてみましょう。
「ポケモン化石博物館」限定グッズ、ゲットだぜ!
出口前にあったのは、グッズ販売コーナー。販売されているグッズのほとんどが「ポケモン化石博物館」でしか手に入らないオリジナルです。中でも特に注目すべきはこちら。
徳島展から販売がスタートした新グッズ「マスコット発掘ピカチュウ」です。「ポケモン化石博物館」は次回の三重県開催で日本国内での巡回が終了するので、徳島県か三重県でしか手に入れることができません。今のうちにゲットしておきましょう!
楽しく古生物学を学べて、限定グッズも手に入れられる「ポケモン化石博物館」の徳島開催は2025年12月28日まで。観察と比較による気付きは科学の第一歩です!ぜひ家族で行ってみてください。未来の古生物学者がここから生まれるかもしれませんよ。
『Pokémon GO』で「カセキポケモン」ゲット!?
最後に、スマホアプリ『Pokémon GO』ユーザーに朗報。「ポケモン化石博物館」徳島開催の期間中、その周辺(徳島県文化の森総合公園)では「カセキポケモン」が普段よりも多く野生で出現するそうです。「カセキポケモン」をゲットするチャンスかもしれませんよ!
ポケモン化石博物館
開催場所:徳島県立博物館
徳島市八万町向寺山(徳島県文化の森総合公園内)
開催時間:9:30〜17:00
休館日:月曜
https://museum.bunmori.tokushima.jp/museum_documents/kikakut_tokutin/2025_kikaku02_pokemon.html





