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標高1955mの山頂へ 日本百名山・剣山に登る

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「日本百名山・剣山に登る」ページのメイン画像

 徳島県西部に位置し、日本百名山にも名を連ねている「剣山」。標高は1955mで西日本で2番目の高さを誇りますが、リフトや歩きやすいコースが整備されているため、初心者でもハイキングに挑戦できます!

絶景やパワースポットを楽しみながらハイキング

剣山リフトや登山道の画像
写真左:見ノ越駅から西島駅は徒歩だと約50分かかるが、リフトなら約15分。 写真右:西島駅からいよいよ登山道がスタート
 

 剣山は標高1955mの高峰ながら、4月下旬~11月末に運行している「剣山観光登山リフト」を使えば、起点の見ノ越駅(標高1420m)から山頂近くの西島駅(標高1750m)まで楽々移動できるのが特徴です。西島駅からは4コースの登山道が整備されていて、自分の体力やレベルに合ったコースを選ぶことができます。

なかでも初心者におすすめなのは、西島駅から所要約1時間で山頂を目指す大劔神社コースです。

 

大劍神社や御塔石の画像
写真左:青空に向かってそびえる御塔石。 写真右上:大劔神社の御神水は、日本の名水100選にも選ばれている。 写真右下:山頂近くに立つ剣山本宮 宝蔵石神社では、お守りなども販売している
 

 大劔神社コースは、比較的歩きやすい道が続きます。ぜひ立ち寄りたいのは、道中にある「大劔神社」。天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を結ぶといわれ、神社の裏手には、御神体である巨大な「御塔石(おとうせき)」が鎮座しています。

 神社の横にある登山道を少し下れば、御塔石の基部から、日本百名水に選ばれている「御神水(おしきみず)」が湧出。また、ここから山頂へ歩を進めると、平家の落人が埋蔵金を隠したといわれる「剣山本宮 宝蔵石神社」が立っています。

 

剣山山頂付近の画像
写真上:次郎岌へと続くなだらかな山並みはまるで絵画のよう。写真左下:山頂から周囲を見渡せば、眼下に雲がたなびく。写真右下:こちらが剣山の山頂。高山植物を守るため遊歩道が整備されている
 

 リフトから歩くこと約1時間、いよいよ頂上に到着! 標高が高い山頂周辺は、背の高い木々が無く笹で覆われているため見晴らし抜群。展望デッキからは360度ぐるりと広がる、素晴らしいパノラマ風景を見ることができます。

 晴れた日には、剣山から続く四国山地の西端にそびえる石鎚山をはじめ、遠く瀬戸内海や土佐湾まで見渡せることも。こうした絶景が見られるのも、剣山ハイキングの醍醐味です。

四季の風景や宿泊可能な山小屋にも注目

剣山の四季の画像
写真上:県内有数の紅葉スポットとしても有名。 写真左下:キレンゲショウマは夏の主役。剣山には1000種以上の高山植物が自生している。 写真右下:真っ白い雪が降り積もる冬。樹氷や雲海も見ごたえがある
 

 剣山は四季折々に美しい表情も見せてくれます。春の訪れを告げるのは、例年4月29日に行われる「お山開き」の神事。この神事から本格的な登山シーズンを迎え、なだらかな山並みは初々しい新緑に包まれていきます。

 夏になればキレンゲショウマやシコクフウロなどの高山植物が咲き誇り、植物図鑑を手に訪れるハイカーの姿も。秋は中腹を色鮮やかに染め上げる紅葉、冬は神々しい樹氷や眼下に広がる雲海など、一年を通じて多彩な景色を見ることができます。

 

剣山頂上ヒュッテの画像
写真左:ヒュッテに併設の食事処や売店は日帰りでも利用できる。 写真右:山頂から望む朝日は、胸を打つような美しさ
 

 また、山頂にある「剣山頂上ヒュッテ」に宿泊するのもおすすめです。こちらは山小屋スタイルの宿泊施設ですが、水洗トイレも完備されているので快適に過ごせます。夜は遮るもののない空を見上げて、満天にきらめく星空を観察。天気のいい朝には、神々しいご来光や幻想的な雲海を望むこともでき、剣山のさらなる魅力が感じられます。

 

 初心者でも気軽に楽しめる剣山ですが、標高が高い山頂付近は天候が変わりやすいものです。防寒対策や雨具、歩きやすい靴などをしっかり準備して、安全にハイキングを楽しみましょう。

※掲載内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますのでご了承ください。

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・剣山

・剣山観光登山リフト

・剣山頂上ヒュッテ