暮らしを見つめ直して明日が変わる
上勝で
休んでく?

1日目 上勝

1日目 上勝

徳島県のちょうど真ん中あたり、
山に囲まれた深い緑の中にある町に到着。

Lunch

ペルトナーレ

上勝の食材を使った
本格イタリアンを
古民家でいただく。

東京で修行された店主が惚れ込んだのは、築100年を超える古民家が持つ凛とした佇まい。リノベーションによって息を吹き返した空間には、上質な静寂と、どこか懐かしい温もりが満ちている。

上勝のブルワリーで造られたクラフトビールで乾杯。写真は「蕗のとうのタリヤン」という水を使わずに卵黄だけで練ったコクのあるパスタ。新玉ねぎのポタージュ。前菜・パスタ・お肉かお魚・デザートで大満足のランチコースを堪能して、上勝の旅が始まる。

Stay

HOTEL WHY

当たり前がWHYに変わる。
自分と地球を結び直す、体験型宿泊。

この旅のメインは、ゼロ・ウェイスト宣言を行った上勝町の拠点となっているHOTEL WHYでの宿泊体験。普段ゴミについてあまり意識することがなくても、上勝の心地よい景色に癒やされながら、無理なく、けれど深く、自分と自然のつながりを見つめ直すことができる。

自分が使用する分だけ石鹸をカット

天井が高く、山が見渡せる素敵なお部屋。柱、窓枠、床、瓶のシャンデリアなども全て、上勝で出たもので作られていて驚かされる。

午後からスタッフさんによる施設案内ツアーが始まる。47都道府県ゴミ拾い旅をしてこの町に移住を決めたというスタッフさんの熱いお話に耳を傾ける。元々上勝は、車も椅子も何でも野焼き。焼却炉を設けたものの運用に失敗したという歴史がある。そこで日本の自治体として初めて「ゼロ・ウェイスト」を宣言し、分別は現在44種類に増えた。結果的に、リサイクル率は80%を達成している。自分の生活を思い返してみると、ほとんどのものは“捨てて”しまっていることに気づく。ホテルの名前に込められた「人はなぜ物を買うのか?そしてなぜ捨てるのか?」ここにいる間、このWHYが頭の中をぐるぐる巡る。

ホテルのレセプションがある「くるくるショップ」には住民たちが使わなくなった物を持ち込まれ、食器や子供服、家具などお宝がザクザク眠っている。「お家のインテリアはほとんど買わずに、もらうか、つくる」というクリエイティブな住民が多いそう。
また、ホテルに併設するゴミステーションは住民同士のコミュニケーションの場になっていることや、ちりつもポイントという頑張った分だけプレゼントがもらえる仕組みがあることなど、住民たちが気持ちよく続けられる理由がある。努力だけでなく、ここにしかない豊かさも感じる。

Onsen
Onsen

月ヶ谷温泉

石造りの温泉とお風呂上がりの
お月見に癒やされる

夜はホテルのすぐ近くにある月ヶ谷温泉でリラックス。
しいたけ御膳をいただき、石造りの風情ある温泉を出ると、
ちょうどまんまるの月が。

2日目 上勝

秘密のスポットScenery

灌頂ヶ滝

桜越しに幻想的なミストに
包まれた滝を眺める

上勝町の方に秘密の場所を案内してもらうと、崖の上にぽつんと逞しく伸びる桜の木が。その向こうにミストのような滝が落ちていて、幻想的な景色を座って眺める。なかなか辿り着く人のいない穴場で、のんびり頭を空っぽにする時間。

Scenery
秘密のスポット
Craft

草木染めワークショップ

雨の日は、色を紡ぐ

雨の日、屋外のアクティビティができない場合は、川のほとりに佇むアトリエで、上勝の自然が持つ「色」を紡ぐ時間に浸ってみませんか。杉から生まれた糸や布を、藍や日本茜などの優しい色合いに染めていく草木染。手ぬぐいやハンドタオルはさらさらと肌に心地良く、とっておきのお土産に。
※ワークショップについて詳しくはこちら

上勝町には苔の名所山犬嶽、カフェやブリュワリーなどまだまだ楽しめるスポットがたくさん!

上勝町には苔の名所山犬嶽、カフェやブリュワリーなどまだまだ楽しめるスポットがたくさん!

3日目 上勝&市内

チェックアウトの前、自分が出したゴミの分別体験を。 アイスのカップを洗って干したり、お茶の葉をコンポストに還したり。 いらなくなった「ゴミ」が「必要なもの」に生まれ変わっていく。どうしても燃やすしかなかった汚れたティッシュを捨てるとき、 日々当たり前にやってきた「捨てる」ことを、少しだけ心苦しく思う。 この小さな痛みが、これからの暮らしを新しくする。

朝、気持ちいい空気に目を覚まし、
お部屋で朝食をつくる。

清潔の国、日本はごみ処理の仕組みが整備されていて、捨てればゴミ収集車が持っていってくれる。自分の目の前からすぐに消えてしまうことで、その先でどうなっているのか、知ることができない。自宅に帰ってまず私たちができることは、“買う前に一度立ち止まって考えること”だと教わってホテルをあとにする。

Cafe

HACHIO COFFEE

マスターの愛の詰まった古民家で
こだわりの珈琲を

住宅街で見つけた、温かな明かりの灯る古民家。マスターのはちおさん(あだ名)の実家をリノベした店内は、レトロガラスとこだわりのインテリアが心地よく調和している。笑顔が素敵なマスターが、香りで豆を選ばせてくれる。旅の終わりに、爽やかなエチオピアのアイスコーヒーが身体にごくごく沁みわたる。

ひょうたん島クルーズ

最後に市内をぐるっと一周、
カモメにさよならを

実はひょうたんの形をした徳島市をオープンボートでぐるっと一周する約20分間のツアー。春は桜が咲いていたり、びっくりするほど低い橋をくぐったり、カモメに出会えたりと、楽しい時を過ごせる。

月見ヶ丘海浜公園

旅の終わりに、
波音を聴きながら月を眺める

空港までの時間があれば、すぐそばの月をテーマにした珍しい公園へ。立待月・居待月・臥待月などのスポットがあり、立ちながら・座りながら・寝ながら月を見ることができる。当たり前を見つめ直したこの旅に想いを馳せる、贅沢な時間を過ごして空港へ。