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お遍路のスタート地点 一番札所・霊山寺にお参り

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霊山寺のメイン画像

 お遍路とは、四国全県に点在する弘法大師ゆかりの八十八カ所の寺を巡礼すること。そのスタート地点にあたる「霊山寺(りょうぜんじ)」のみどころや、スタート時に揃えておきたいお遍路アイテムをご紹介します。

第1番札所・霊山寺からお遍路を始めよう

霊山寺の画像
写真:第1番札所から第88番札所までを順番に巡拝することを順打ちという。逆に回るのが逆打ち
 

 真言宗の開祖・弘法大師が42歳のときに、自身と人々の災いを除くために、歩いた道を仏道修行の道場として札所としたものが始まりとされるお遍路。すべての寺を巡ると八十八の煩悩が除かれ、八十八のご利益・功徳が得られるといわれています。一度に全部巡る必要もないため、誰でも気軽に始めることができます。

 そんなお遍路の第1番札所にあたる「霊山寺」は、約1300年前に聖武天皇の勅願で行基が開いた古刹。第1番に定められたのは、弘法大師が密教の阿字五転(発心・修行・菩提・涅槃・利他)の法則に従って、四国の東北の角・鳴門市を発心点(出発点)としたためといわれています。

 

霊山寺本堂や放生池の画像
写真上:沢山の人で賑わう本堂。 写真左下:本堂天井にはダイナミックな龍の天井画が描かれている。 写真右下:錦鯉が泳ぐ放生池
 

 風格ある仁王門をくぐって境内に入ると、まず見えてくるのが放生池。錦鯉が優雅に泳ぎ、その上には情緒ある石橋が架かっています。

 仁王門に向かって右手には、弘法大師を祀っている大師堂、奥には釈迦如来を祀っている本堂があり、本堂のあとに大師堂へお参りするのがスタンダードな参拝方法です。

 

霊山寺多宝塔や縁結び観音の画像
写真左:多宝塔のなかには、五知如来が安置されている。 写真右上:縁結び観音には、恋愛成就を願って多くの人が祈願する。 写真右下:多数の灯篭が吊るされた本堂内部も美しい
 

 境内にはほかにも魅力的なみどころがあります。仁王門を入ってすぐの所にある縁結び観音は、恋愛の縁だけでなく、仕事や健康などさまざまな縁結びにご利益があるとされており、参拝のはじめにここで心を清めるのがおすすめです。

 縁結び観音の横には、600年近い歴史を持つ多宝塔があり、内部には五知如来が安置されています。内部は見ることができませんが、建物の荘厳な造りは写真映え間違いなしです。

霊山寺でも手に入る!お遍路アイテムに注目

お遍路グッズ・朱印帳の画像
写真左:お遍路グッズは霊山寺の納経所兼売店などで購入できる。 写真右:さまざまなご朱印が増えていくのを見るのも楽しみのひとつ
 

 お遍路気分をより味わうには、お遍路アイテムを装備するのがおすすめです。白衣(びゃくえ)は動きやすく、金剛杖(こんごうづえ)は疲れたときの体の支えになり、菅笠(すげがさ)は雨や直射日光を防いでくれるなど機能性も優れています。

 また、納経帳を納経所に持っていくと、お寺ごとに御納経(ご朱印)を授けてもらえ、旅のあとに見返すことで思い出に浸ることもできます。

時間があれば第2番札所・極楽寺へ

極楽寺の画像
写真上:朱塗りの山門には、阿弥陀如来像がある。 写真左下:極楽寺には、県道12号を西に向かう。 写真右下:極楽寺の本堂には44段の階段を登って向かう
 

 霊山寺にお参りしたあとは、第2番札所「極楽寺」まで歩いてみるのもおすすめです。こちらは、難産に悩む女性が弘法大師のお加持によって無事子宝に恵まれたことから、安産祈願の名刹としても有名です。

 朱塗りの仁王門が特徴の極楽寺に到着し、閑静な境内に入ると、その名の通り極楽浄土をイメージした庭園が広がり、自然と背筋が伸びます。

 

 第2番以降も、第6番札所の「安楽寺」までは比較的平坦な道が続き、一日で歩ける距離に集まっています。体力に自信のある方はさらにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

※掲載内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますのでご了承ください。

このルポで訪れたスポットはこちら

・第1番札所 霊山寺

・第2番札所 極楽寺