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旧寺内家住宅(at Teramae)

元遍路宿の建物として利用されていた。竣工年は大正10年(1921年)で、出桁造で間口が広く、桜町通りの建物らしい佇まいをもつ。しばらく空き家となっていたが、平成30年(2018年)に「at Teramae」の建物として改修された。1階にはコーヒースタンドとアパレルショップ、2階にはデザイン事務所が入る。間口いっぱいに設けられた縦格子がつくるモダンな外観と、2階の床を撤去し二層吹抜けとした上で黒く塗りこめたダイナミックな内観が特徴的である。棟の両端には鳥衾が取り付けられている。【令和2年 美波遺産認定】

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所在地 海部郡美波町奥河内字寺前179-1