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第17番札所 井戸寺

当山は40代天武天皇御勅願の道場にて、白鳳2年の御開基なり。弘仁6年春、弘法大師、当山に御巡錫の砌、斎戒沐浴一刀三札にて、御丈八尺余の十一面観音(1木1体県下首逓国宝)を御彫刻。尚、当地方濁水なるを哀れみ、大師自ら御杖にて一夜の裡口、井戸を掘られたる御面影の井戸は有名なり。御本尊は、七仏薬師如来七躯は、七難即滅、七福即生、厄除開運の霊験あらたかにして、御丈全部一丈以上の坐像にして全国唯一なり。脇に日光、月光、四天王以上六躯、仁王像二躯(鎌倉時代御丈一丈二尺)金、胎大日如来二躯と共に重要文化財にして、仏像文化財県下最多数を有せり。

当山も貞治、天正の二度の兵火に焼失したが、慶長の頃再建し今日に至っている。

お問い合わせ

井戸寺

Tel:088-642-1324

ご案内

所在地 徳島市国府町井戸字北屋敷80-1
駐車場 無料 普通30台 マイクロ5台 大型5台
宿坊 なし
アクセス ・JR徳島線「府中駅」下車→北へ約1.2km

・徳島バス高畑線「井戸」下車→約100m

・県道30号線(徳島鴨島線)→南へ80m

・第18番へ約20.85km

(「府中駅」→徳島駅→牟岐線「中田駅」下車→約5km。※バス便あり)